アメリカの若者を中心に近年話題沸騰中のSNS「Reddit」を皆様はご存じでしょうか。アメリカ版2チャンネルのような場所で、一定の基準をクリアしたユーザーがスレッド (掲示板)を立てられるような仕組みとなっており、ゲームや映画、セレブゴシップなど多種多様なトピックについて日々、多くの投稿が行われています。
その中でも、近年「 アンチワーク 」というフォーラムが同サイト内に立ち上げられ、アメリカやカナダ、イギリスなどを中心に盛り上がりを見せています。同フォーラムでは、労働環境や賃金、退職などについて議論されており、現在では資本主義という概念そのものへの違和感や資本家/雇用主による中間搾取への反発そして働くことそのものへの問題提起がなされており、このコミュニティの参加者は160万人を超えています。
こうした「労働」に対する価値観すなわち職業倫理感は日本においても少しずつ変化を繰り返してきました。バブル世代や団塊ジュニア世代とミレニアル世代、そしてZ世代と様々な価値観の変化が生まれてきました。通学しない「ホームスクーリング」の台頭やSNSの普及、ダイバーシティ、リモートワークの定着などテクノロジーやグローバル/ボーダーレス社会の影響の下、労働市場はかつてないほど大きく変化をしてきました。
こういった時代背景の中で、今までの「社会常識」や「不文律」が当たり前ではなくなってきました。
「職場での服装は快適さ第一」
「勤務時間中のスマホ操作は仕事の一環」
「週休3日制は当たり前」
「定時上がりは労働者の当然の権利」
「有給休暇は好きな時に好きなだけ取得する」
こういった新しい職業・労働に対する価値観への理解は今後、主要な消費者であり、労働市場における戦力となり得る若者を魅了する上で絶対不可欠であると言えます。
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(D.S)