英国駐在員紹介
はじめましてHRM主席研究員の杉本大樹です。
これからしばらくの間 私が研究してまいりました欧米におけるHRMについて、その考えかたと事例をご紹介させていただきます。
まずは自己紹介です。
慶應大学卒業
大手損害保険会社勤務
同社退職後
英国リーズ大学大学院修士課程終了 MBA
CIPD Level 7 課程終了
HRコンサルティング会社勤務
SSK Communications,Inc. England Office 英国駐在員事務所 HRM主席研究員として勤務
その後日本へ
HRM について
英・米を中心に1980年代に生まれ、学問的にもプラクティカルにも浸透したHRM(人的資源管理)は日本においては研究の発展・経営者達の意識においても10年以上遅れていると言われています。
この風潮は、各企業の戦略でも明白であり、例えば英国の企業の過半数ではHRMの学問を専攻し、資格そして経験を有するものがHRM部署(いわゆる人事部)に配属されます。HRMは組織という建造物を設計する役割を担っており、 Recruitment/Selection(採用と選考) → Socialization(社会化) → Induction (イントロ)→ Training (研修・トレーニング) → Performance Appraisal (パフォーマンス評価) → Reward (評価) → Discipline (規律) → Career Planning(キャリアプラン)→ Promotion (昇進) → Exit (退職)まで多岐に渡るうえに会社の最も重要な『ヒト』を管理する部署です。
この重要さを英国を拠点としたグローバルビジネスの中でひしひしと感じる毎日であります。
私の専門であるHRMや Learning & Developmentそして労使関係やタレントマネジメントは勿論、欧州・とりわけ英国の情報を発信していきます。