補助金も電子申請!「Jグランツ」の利用 ~30人の会社のテレワーク Vol.67~
前回のコラムでは、東京都テレワーク推進強化奨励金についてお伝えしました。この東京都テレワーク推進強化推進奨励金は、「Jグランツ」による電子申請も可能です。
・紙を印刷しなければいけないから出社する
・印鑑を押さなければいけないから出社する
という話をよく聞きます。
テレワークを拡大する上で、「ペーパーレス」は必ず通る道です。
東京都テレワーク推進強化奨励金は電子申請が可能であるため、出社しなくても申請できる点もメリットであると言えるでしょう。
今回は、「Jグランツ」についてお知らせします。
「Jグランツ」とは・・?
経済産業省が提供する補助金申請システムです。
経済産業省は、事業者の皆様における補助金申請の手続を効率化するため、補助金申請システム(Jグランツ)を開発、リリースしました。これにより、いつでも・どこでも申請が可能となり、交通費・郵送費等のコスト削減や過去に申請した情報の入力や書類への押印が不要になるなどの、事業者の皆様における手間やコスト削減が図られることになります。
経済産業省HPより抜粋
https://www.shigotozaidan.or.jp/koyo-kankyo/joseikin/tele-suisinkyoka.html
Jグランツを利用することにより、
・紙の印刷
・押印
・郵送
が不要になるため、テレワークを実施している企業/これから実施したい企業の方はぜひ利用してみると良いでしょう。
その他にも
・24時間365日、どこからでも申請が可能である
・書類をファイリングする手間が省ける
・書類を探す手間が省ける
・申請状況の確認ができる
点も電子化のメリットです。
利用の流れ
①「GBizID」の取得 ・「GBizID」とは複数の行政のサービスを利用するためのIDです・取得には2~3週間かかりますので、早めに準備を進めるようにしましょう |
②補助金の検索 ・「Jグランツ」で、補助金を検索します・下記の検索条件での検索が可能です キーワード/業種/従業員数/対象地域/利用目的 |
③検索結果の確認 ・検索結果が表示されます・各補助金のリンクをクリックすると、概要の確認が可能です。 詳細情報は募集要項を確認するようにしましょう |
④ログインして申請 ・ログインして申請を行います |
テレワーク関連の助成金の電子申請
申請期限が延長されています。
(延長前の締切)令和3年12月24日
(延長後の締切)令和4年2月28日
テレワークに伴い、機器の購入やシステムの導入をされた企業様は申請を検討されても良いでしょう。
助成内容の詳細については、過去のコラムで紹介しています。
過去の別の助成金を申請している場合は申請できないなど、条件がありますので、募集要項をよく確認して申請するようにしましょう。
②テレワーク推進強化奨励金
2022/1下旬より、電子申請が可能との案内が出ています。
2022/1/25現在、「Jグランツ」にはまだ表示されないようです。詳細がアップされ次第、こちらのコラムでもご紹介していきたいと思います。
最後に
当社では、自社のテレワーク成功体験を元に、中小企業テレワーク支援事業を立ち上げました。
元々ITコンサルティングであるため、ツール選定のサービスはもちろん、助成金・補助金事業の無料簡易アドバイスも行っております。
申請代行の有無等は相談後選択可能です。また、些細なご質問などでも構いません。
ご興味のある方はテレワーク相談室までお気軽にご連絡ください。
なお、以前に別の令和3年度テレワーク関連の助成金情報を発信いたしました。
これらのコラムもぜひご覧ください!
- 30人の会社のテレワーク Vol.27 令和3年度テレワーク助成金情報①IT導入補助金2021
- 30人の会社のテレワーク Vol.28 令和3年度テレワーク助成金情報②人材確保等支援助成金(テレワークコース)
- 30人の会社のテレワーク Vol.29 令和3年度テレワーク助成金情報③移住支援金
- 30人の会社のテレワーク Vol.32 令和3年度テレワーク助成金情報④東京都テレワーク促進助成金
- 30人の会社のテレワーク Vol.34 令和3年度テレワーク助成金情報⑤東京都テレワークマスター企業奨励金
- 30人の会社のテレワーク Vol.45 ~テレワーク・マスター企業支援奨励金_実績情報報告_人数の定義~
- 30人の会社のテレワーク Vol.66 令和3年度テレワーク助成金情報⑥東京都テレワーク推進強化奨励金
また、テレワークに役立つ動画まとめページを開設しました。
助成金/補助金 受給のポイントをまとめた動画もございます。
ぜひご覧ください。