RPAの活用 ~30人の会社のテレワーク Vol.11 ~
当社では、現在、下記の5つのコラムを発信しています。
・RPA
・テレワーク ※本コラム
2020/11/18更新のRPAコラムでは、「コロナ禍でのRPA活用例」についてご紹介しました。今回は、テレワーク継続中の当社におけるRPAの活用例をご紹介したいと思います。
はじめに
「働き方改革」「業務効率化」という言葉がよく聞かれるようになりました。「業務効率化」の1つの手段として、RPAが注目されています。(RPAについて、詳しくはこちら)
当社では、テレワーク導入以前からRPAを利用しており、テレワーク継続中の現在もRPAの利用を続けています。
当社における活用例
当社でRPA化している業務のうち、テレワーク下で特に役に立っているものをご紹介します。
①勤怠チェック
前回コラムでご紹介したように、当社ではクラウドの勤怠管理システムjinjerを利用しています。打刻修正(打刻漏れや打刻ミスにより勤怠データの修正を行った場合)や残業申請を行ったデータについては、上長の承認が必要です。
RPAにより打刻修正や残業の有無をチェックし、承認が必要なデータがある場合には、RPAが上長に知らせる仕組みを作っています。
申請データがなかなか承認されない場合、「申請しました。承認してください。」と上長に直接声をかけることがありますが、当社ではRPAがこの役割を担っています。
②PMS月次チェック
当社ではPMSを取得しており、毎月各自がセルフチェックを行っています。当社ではこのセルフチェックを促すのもRPAの役割です。
PMSスタッフに替わり、毎月RPAからセルフチェックシートの作成依頼メッセージが届きます。グループ全員が提出するまでメッセージが届き続けるため、チェックシートの回収とセキュリティへの意識付けに一役買っています。
まとめ
同じオフィスで働いている場合には、顔を合わせた時に一声かければすんでいたことが、テレワーク下では、滞ってしまうことがあります。当社では、RPAにリマインドの役割も持たせることにより、テレワーク下での管理業務・日次/月次業務の停滞を防いでいます。
PMSに関連し、次回は、従業員のセキュリティ意識について、書いてみようと思います。
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