【RPA導入事例】コロナ禍でのRPA活用例
今回は新型コロナウイルスの影響で発生した経営課題を【RPA】で解決した事例をご紹介したいと思います。
RPAの導入をご検討されている企業様の、導入後の活用イメージになれば幸いです。
なお、本コラムはRPAツール ロボパット の新規導入や使用促進を行われた企業様の事例をご紹介いたします。
【ご紹介事例】
事例1 コロナ禍により繁忙になった業界のRPA利用促進
事例2 コロナ禍による普段の業務停滞を利用したRPA導入
事例3 バックオフィスの在宅ワーク化のためのRPA導入
事例1 コロナ禍により繁忙になった業界のRPA利用促進
事例 地域密着型の年商10~30億の非上場運送会社
課題 コロナ禍の影響で配送以来が増加。増員ドライバーも確保できたが、
配車手配を行う事務担当者の増員ができず負担が増大した。
コロナ禍中の取組 事前にRPAを導入し作成していた業務自動化ロボの使用を促進した。
結果 事務処理の自動化により人手不足を解消。
増員ドライバーを最大限活用し、3月の売上が倍以上となった。
事例1はコロナ禍によって生じた繁忙期をRPAを利用して乗り切ったという事例です。
昨今の少子高齢化により、働き手の人手不足はより深刻になり、従業員の増員は年々困難になると予想されます。
コロナ禍を契機にRPAを導入し、従業員を必要以上に増員しなくとも繁忙となる業務に対応できる組織作りを推進してみてはいかがでしょうか?
事例2 コロナ禍による通常業務停滞を利用したRPA導入
事例 製造メーカーのご導入企業様
課題 通常業務が忙しく、RPAツールの操作方法の学習がなかなかできていなかった。
そんな中、コロナ禍により通常業務が停滞してしまった。
コロナ禍中の取組 普段の業務がコロナ禍で停滞していることを利用して、
RPAツールの操作方法の学習を進めた。
結果 RPAの操作方法の学習が進み、多くのロボが作成された。
事例2は、事例1とは逆に、コロナ禍で通常業務が停滞してしまった企業様のRPA導入の事例です。
RPAの導入を失敗してしまう原因の一つに「業務担当者が多忙によりRPAの操作方法を学習する時間がない」というものがあります。
通常業務中に学習を行う余裕がなく、なかなか導入が進まないというケースは珍しくありません。
コロナ禍により通常業務が停滞してしまうピンチは、RPAの導入を進めるなど、業務改革のチャンスなのかもしれません。
事例3 バックオフィスの在宅ワーク化のためのRPA導入
事例 RPAご導入企業様のバックオフィス課(人事課や経理課)
課題 業務で使用する情報の機密性の高さや
業務の属人性の高さによって在宅ワークができない状態であった。
コロナ禍中の取組 web情報の点検やEXCEL集計作業などの単純作業をロボ化し、
機密情報を外部に持ち出すことなく社内で自動処理させるよう設定した。
結果 機密性や属人性による問題が解決され、
在宅ワークや時差出勤を導入することができた。
※属人性…「担当者しか業務の方法がわからない」という状態であるため、代役を用意できない状態のこと
社外に持ち出せない機密性の高いデータの処理業務をRPAにより自動化することで従業員が出勤しなくてもロボが自動で行えるようにしたり、属人性の高い業務を自動化することで特定の担当者がいなくなっても業務を問題なく行えるようにしたりできます。
これらRPAのメリットは在宅ワークであっても効果を発揮し、バックオフィス業務などの出勤しなければできないと思われている業務の在宅ワーク促進にも有効です。
まとめ
本コラムではコロナ禍でのRPAツール ロボパットの導入企業様の事例の一部をご紹介しました。
ご紹介した事例の企業様の課題はコロナ禍により発生した課題ではありますが、少子高齢化による働き手不足や在宅ワークの推進など今後日本企業が直面する課題に対応するヒントになる事例だと思います。
そのような今後日本企業が直面する課題に対する解決策として、RPAのご導入を検討してみてはいかがでしょうか?
なお、今回ご紹介したRPAツール ロボパット に関してご興味のある企業様はリンクよりロボパットHPをご覧ください。
また、コラム内では各事例の導入効果に関連するRPAコラムのリンクをいくつか掲載しております。ぜひリンク先のコラムもご覧ください。
最後に
コラムの投稿者 株式会社エス・エス・ケイ・コミュニケイションズのRPAソリューションやその他コラムに興味がある方はこちらからご覧ください。