①操作教育

これは、私達がお客様に対して行う操作教育ではなく、お客様がプロジェクトメンバー以外の社員に対して行う操作教育です。

この後に行う運用テストは、プロジェクトに参加しているメンバーだけではなく、 SuperStream-NX を利用する全ての社員が行う必要があります。本稼働後に滞りなく進めるために行うので、当たり前ですね。使い方が分からなければスムーズに進められる訳がありません。

そこで、まず私達がプロジェクトメンバーに対して操作説明を行い、その後プロジェクトメンバー側がその他社員に向けて操作教育をしていただきます。

もちろん、社員全員が一堂に集まり、私達が操作説明するということも可能です。しかし、私の経験上ではそれだと中々定着しないのです。プロジェクトメンバー側が説明を行った方が、社内内部でしっかりと定着する傾向があります。

②運用テスト

操作教育が完了したら、いよいよ運用テストの開始です。

ここでは、業務内容をパターン化して洗い出しを行い、それぞれのパターンを実際にシステムで動かして操作方法を身に付けていきます。理想は、全パターンを実際に試してみることですが、難しい場合は日次業務と月次業務を行って頂いています。

口頭で操作教育を受けても、実際に自分で能動的に動かさないと操作方法は定着しません。そのため、運用テストという期間で実際に入力してもらいます。

ここのフェーズをしっかりこなすと、本稼働後の問い合わせが一気に落ちます。それはつまり、業務がスムーズに進んでいるということなのです。問い合わせがゼロになることはほぼありませんが、発生してもイレギュラーな対応の時ですので、頻繁には発生しないのです。

人に問い合わせする時間は結構面倒ですよね。即回答がもらえないこともあります。本稼働後の手間を減らすためにも、運用テストは大事ですね。

③移行

現行システムから SuperStream-NX へデータを移行する場合に、必要となってくる作業です。

移行対象となるデータについては要件定義で確認していますし、基本的にはSSKC側で行う作業です。最終確認ということでお客様に連絡を取ることもありますが・・・。

移行対象データを SuperStream-NX のデータベースに登録し、導入プロジェクトは完了です。登録後は本稼働が始まり、通常の業務は SuperStream-NX 側で行って頂くことになります。

おわりに

以上、操作教育、運用テスト、移行についてのご紹介でした!
プロジェクトの流れを簡単に説明してきましたが、どうでしたか?
これからシステム導入しようとしている方の参考になれば幸いです。

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