“マイクロラーニング” マイクロラーニングの効果的な活用
前回の記事はこちらをご覧ください。
本記事では、マイクロラーニングの効果的な活用についてご説明いたします。
マイクロラーニング の活用場面
マイクロラーニングは手軽に学習できるので、様々な場面で活用することができます。
- 新入社員への教育サポート
新入社員は、電話応対や名刺交換などの基本的なビジネスマナーや業界・業務に関する知識など、実際の業務を行う前に身につけなければならない知識がたくさんあります。マイクロラーニングを活用することで、研修後のフォローアップや業務指導をスムーズに進めることができます。
- 従業員に学習の習慣をつけさせる
組織に学ぶ風土を築くことは、組織の生産性向上や人材育成に欠かせない要素です。マイクロラーニングを活用することで、従業員に学習の習慣をつけさせ、学ぶ風土を醸成することができます。
- 時流に合わせた知識を即座にインプット
変化が激しい現代社会、ビジネスパーソンに求められる知識は常に変化しています。マイクロラーニングを活用することで、常に時流に合わせた知識を学習することができるので、組織としてのパフォーマンスアップが期待できます。
マイクロラーニング 導入のポイント
マイクロラーニングを効果的に活用するために、以下の内容に注意する必要があります。
- コンテンツをコンパクトにする
マイクロラーニングは受講者が短時間でスピーディーに学習できるのが特徴です。そのため、コンテンツはできるだけコンパクトにすることが大切です。1つのコンテンツでは1つのことだけを伝え、分割は避けて1話完結型にして利用しましょう。
- 他の教育方法と組み合わせる
前回の記事でも記載した通り、マイクロラーニングは全ての学習を補えるわけではないため、他の学習方法と組み合わせて活用することが重要です。例えば、eラーニングでの学習をベースに、要点解説や確認テストとして利用する、集合研修やOJTの予習・復習に利用する、などの活用方法が考えられます。
まとめ
変化が激しい現代社会、ビジネスパーソンに求められる知識や能力は常に変化し続けています。こうした社会に適応していくためには、学ぶ風土を形成して人材育成を行っていくことが大切です。学習と実践を組み合わせることができるマイクロラーニングは、企業の様々な教育場面で活用できるため、効率的かつ効果的に人材育成を進められると考えられます。
これを機にマイクロラーニングの活用を検討してみてはいかがでしょうか。